元アパレル店員が解説！「黒スキニー」を履いてもオシャレになれない？その3つの理由

「黒スキニー」を履いてもオシャレになれない！？

最近、

「オシャレになりたいならこれを買いましょう！」

「これを着るだけでオシャレになります！」

などなどメンズファッションにおいてコーチングをする人が増えてきました。

そんな方たちがこぞって

「黒スキニーは万能だ」

「黒スキニーは必ず1本は持っておいたほうがいい」

など黒スキニーについてファッション初心者がまず買うべきというような

伝え方をしていたのでとても違和感を覚えました。

なぜなら、自分は足が細くないので黒スキニーは履いてきませんでしたが

アパレル店員として働けるくらいにはオシャレだと自負していましたし

友人やお客様にも「オシャレですね」と言われることも多かったわけです。

そんなわけで今回は

オシャレになるのに黒スキニーは買わなくてもいいよ

というお話です。

「黒スキニー」を履いてもオシャレになれない理由

他の人と被るから

これは比較的単純な理由です。

これはメンズファッションのインフルエンサー達が発信した情報が起因しています。

すでにそういう方たちが発信した

「黒スキニーがオシャレだよ！」

という情報が溢れかえっているので、当然他の人と被ります。

（メンズファッションのインフルエンサーたちのターゲットは

高校〜大学生なのでそのあたりの年代の方はこれが顕著なのではないでしょうか）

つまり被ってしまう「黒スキニー」というアイテムは全体のコーディネートで

差別化をしないとオシャレに見せることが難しくなり、

ほとんどの人が

「可もなく不可もなく」な平凡なファッション

へなってしまっている現状があります。

日本人の体型には合わない

これはかなり大きい理由です。

日本人の体型は基本的に

「低身長」

「短足」

「太い脚」

の方がほとんどです。

こういった方がスキニーを履くのに適しているのかどうかと言われれば

圧倒的に「NO」と言わざるをえません。

スタイルアップ（自分の体型のデメリットを隠すこと）

ができない服を着るのはオシャレになるうえで

本当に「NG」な行為です。

トレンドに合わない(2020年8月現在)

オシャレになるためには必ずトレンドを意識する必要があります。

一昔前であれば「黒スキニー」がトレンドの時代もあったので履いていると

「オシャレ」という時代がなかった訳ではありません。

そういうファッションがいわゆる「女子ウケ」につながることもありました。

しかし今のトレンドは「ワイドパンツ」へと移行しており、

それによってか現在は下記記事のような「黒スキニー」も嫌われる存在へとなっています。

innocentlyjpn.com

 まとめ

いかがでしたでしょうか。

私はお洒落になりたいのならば「黒スキニー」を買うことをおすすめしません。

もし最初に持っておくならば

「濃紺のデニム」

「チノパン」

「グレーのスラックス」

「カーキのベイカーパンツ」

の４つをおすすめいたします。

（それぞれのパンツについては別記事を書きます。）

もしそれでも履きたい場合は「スリムフィット」など少しゆとりのあるもので、

少し高価なデニムブランドのものを選ぶと

ありがちなチープな印象が薄れて比較的オシャレに見えるかと思います。

パンツ選びのご参考になれば幸いです。

ご拝読ありがとうございました！